リウマチ闘病記〜工夫〜

何にもできないと嘆いてたって何も始まらない


日常生活で困難になったことはしょうがないけど、工夫することでできることもあり そこは救いだった



立つ時に手をつく時、手の平をつけると指やら手首に激痛なので、親指以外の指の裏側がつくようにしてました。

これならまだ痛む箇所が少なく苦痛もより少なく感じることが分かりました


調理器具が持てないものが多いので、どうしても調理の幅が限られてしまう

1日の中で一番ひどい朝は調理器具が特に使えない

痛みはひどいし 手首はこわばるし 身体のしんどさ倦怠感がひどいのも朝



包丁もフライパンも鍋も持てない

ひどい時には菜箸もダメ


それまで、ごはんかパンに 目玉焼き ウインナー サラダとか、ごはんに魚焼いて納豆に野菜とかが朝ごはんの定番だったのですが、それはできなくなった


それでも、家族にはなるべくしっかり食べさせたくて、目玉焼きを卵かけごはんに変更して各自作ってもらったり、ウインナーをハムに サラダは子供達にお願いしたり 冷凍の枝豆やブロッコリーをチンしたり、真空の煮豆や市販の漬物 利用できるものを出したりで乗り切った



お昼ごはんや夕飯も工夫無しではできなかった

チンしたり 工夫すれば自分ができるものはどんどん利用した


お弁当は市販品のオンパレード

作ったうちに入らないようなひどいお弁当ばかり子供に持たせていた




野菜切ったりできなかったので、もうカットされてるものを使って野菜炒めや煮物 よく作ってました

肉もこま切れとか、それもスーパーでなるべく細かそうなの選んで、調理時は切らなくていいようにしていた

こま切れ以外でも切らなくても使えるようなものを選んで買ってた

お魚もそう、それまで丸物を普通に買って、家で下処理することが多かったけど、すぐ調理できる状態になっているものを選んで買っていた


切り身とかフライ用のとか、ブリカマとかが多かったかなぁ


ダメな時はメインにお惣菜や冷凍の唐揚げとかチンして子供にちぎってもらったレタスとか、レトルトものとか、全てお惣菜とか、子供に五目ちらしの素をごはんに混ぜてもらって ちらし寿司のみとか


今 思えばひどい内容だったなぁ


ハムやベーコン 油揚げ ねぎなど、刻んであるのとか助かったなぁ

刻んである油揚げとねぎ買えば、あとカットワカメなんかあれば味噌汁できるし、ベーコンも切ってあるのでカット済み野菜と共に野菜炒め、ハムもサラダとかしたい時 活躍してもらった

混ぜるのはできなくて子供達によくお願いした


その他、工夫してもできないことは家族に頼った

あの時期が一番人使いが荒かったと思う

でも、そうでもしなければやっていけなかった


娘は私がそんな状態なので、よく助けてくれて優しい言葉もよくかけてくれて、すごく助かった

主人にも自分ができないことをお願いして助けてもらった


息子は当時3歳、まだまだ自分が自分がの年代で、自分の欲望のままに行動、私がこんな状態でも知ったこっちゃないって感じだった

なので、私が日常生活が困難な状態でも容赦なく振り回された